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文の里松寿し 創業80年大阪押ずしのお店

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文の里松寿し。
文の里商店街を北へと抜け阪神高速のガードをくぐり明浄通商店街の中に在るお店。
この地で80年以上の創業を誇る。
こちらの「松すし」の文化は天下茶屋で大正11年に創業されたお店の暖簾分けのようで、
その暖簾分けされたお店は今では関西で5店舗しか残っていないと言う。
因みに先日訪問した北畠の「松寿司」とは全く関係は無いとの事。
といった話を大将、女将さんと話しながらの楽しきランチとなるのであった(笑)

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カウンター上に当時、暖簾分け店の正に長暖簾が掛かっている。
昭和の風情満載、カウンター数席と4人掛けテーブル2脚、
2階にはお座敷もあるようで宴会も可能なようだ♪

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お品書き。
押し寿司はお土産等の文化があるのでお持ち帰りや出前が主と成っているのか、
この日も持ち帰りのお客さんが押し寿司を買って行かれた。

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瓶ビールをくださいな、大きのと小さいのん、どっちにしましょ!?
大っきいのでお願いします~(笑)
つき出しはホタテのヒモの塩辛、チョイとピリ辛く絶好のアテである(^^)/

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押ずしハーフ(900円)
まぁ、何と美しい!!!!!
一人訪問だったのでハーフでの注文が可能なようで良かったゾ♪
押ずしはシャリの量が多いので、これくらいがちょうど良き(^^)/

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海老に穴子、そして小鯛、昔、大阪湾で捕れたであろうネタを
押ずしに今でも使られているのが拘りなのか。
その拘りは守って行かれても良いのだと思う。
海老には海苔が挟まれ、穴子にはシイタケの煮物、小鯛には昆布。
押ずしにしては身はしっかりと厚めでホロっと口中で解れるシャリとの塩梅も
良き加減で美味しゅう頂きました(^^)/

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余りにも美味しかったので「上ちらし」はお持ち帰りで♪
海老にホタテ、貝柱、カニに鯛、鰻に穴子に蛸!!!
かなり豪華ですね(^^)/

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2017年発行の「いっとかなあかん店大阪」という本にも掲載されている。
この本は面白そうだ、買っておきたい(笑)

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食中食後、お母さんと大阪押ずし談議が始まってしまう♪
あれやこれやと情報交換(笑)
相当に拘りを持たれ作られている自信を感じる。
「私達の代で此処も終わりなんですけどね...」
「あと20年は大丈夫ですよね?」
「う~ん...笑」
いろんなお店の情報もお持ちで、来て良かったなと、
此処は必ずや再訪問してみたい(^^)/

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【文の里松寿し】

大阪府大阪市阿倍野区文の里4-1-5
06-6621-1752
営業時間:10:00~20:00
定休日:火曜日
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