豆めし廣田家 創業大正6年の老舗料理

天ぷら定食(1150円)
大正時代からこのようなご馳走を頂いておられたのかは存じ得ぬが
ちゃんと調理をされたものだなと♪
名物の豆めしは大豆を煎り殻を落とし半分に割れたものをご飯と炊き上げたもの。
塩味控えめでこのご飯のモチモチ感は餅米も配合されているのだろう。
素朴な味のとても美味しいご飯である(^^)/

豆めし廣田家
南海本線住吉大社駅から高架沿いを南へ徒歩数分。
創業100年を超える老舗の食処である。
以前、下寺町にも従姉妹の廣田家が在ったのだが
そちらは2003年に後継者が居なく廃業されている。



店内にガラスケースの献立、1階部分はスタンドと呼ばれ2階以上は宴会などでも
使われるようで店内は結構な広さがあり。
すみよっさんのお膝元、カウンター内には神棚、格子戸の食器棚、
招き猫に神狐さんも在中、こりゃご利益がありそうだ。

奥さんは幕ノ内弁当。
まめ飯とお吸い物、お造りと煮焚物が付く結構、豪華仕様♪
生の甘エビと烏賊が食べられないのに何故これを選択する?
という訳で箸を伸ばして頂くことに(笑)
透明に近い烏賊の品質は相当に高いものだった。



さてさて、こちらのまめ飯!
エンドウ豆とは違うコリコリした食感の大豆は北海道産の鶴の子大豆。
そういえばもうすぐ節分だよな~何て気分で美味しゅう頂きます。
天ぷらは海老に野菜、そして白身魚の練り物の天ぷらがとても珍しい♪
煮物の出汁は薄めだが大阪風の砂糖が多いタイプ。

可愛い手毬麩の入るお吸い物はお素麺とワカメ、魚の練り物と香り三つ葉、
薄味の心に浸みる味である。
化調感は一切、感じられず、昔の方は手を抜きませんな(^^)/


お献立。
定食に懐石料理、酒のアテ的な一品物も充実。
法事などでも重宝しそうなお店である。
女将さんの接客がとても優しくて長年、親しまれている訳が分かる。

若旦那さんへお会計後...
1月28日にテレビで此処が紹介されるのですよと...
って明日じゃない!
急いで記事を書いている次第である(笑)
【住吉 廣田家】
大阪府大阪市住吉区長峡町4番40号
06-6672-5678
住吉大社駅から71m
営業時間:11:30~14:00 16:00~21:00
定休日:木曜日
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