中津 沁ゆうき 至高の和料理

出汁巻マニアのワタクシにとって、沁ゆうきの出汁巻を超えるものは未だ無い...
極薄味の溢れる出汁感と玉子の旨味、幾層にも折られた美しき心躍る味。
定期的に通いたい店は何処?と問われれば間違いなくこの店を推す程だ♪
3週間前に予約をしての訪問だったが、それでも20時以降にしか予約が取れない
大阪の食通を唸らせる超人気の店でもある。
予約時に店主に名を告げるも、何か声の聞き覚え感があるなと感じて...
「あっ、お久しぶりです、アッシュです!」と告げると「だと思っていました」とは少々嬉しき反応。
沁ゆうきさんならではの細かな、しかし繊細な接客でもある。

お通しは海老と小松菜とキノコの餡かけ、京の黒七味がこれまた良い仕事をしている。
白和えには茗荷とわけぎ、そして器がまた美しく有り!


拘った日本酒が揃う店ではあるが、シャンパーニュは和食の邪魔をしない、それどころか
美味さ惹き立てる強さと調和を兼ね備える素晴らしき酒でもある。
久しぶりのアグラパールはもちろんボトルでネ♪
死ぬ前に飲むべきワインとしても謳われた銘酒であもある。
果実系の香りは洋梨、繊細な泡と共に発砲感も素晴らしく~
あぁ~もう死んでもイイかなと思える極上のシャンパーニュであった(笑)


お造りの盛り合わせ~値段は時価なので良く分からな~~~い♪
美味しければイイのよん(^^)/~~~
旬の讃岐蛸や戻り鰹がメインと化する厳選されたお造りの数々!
全ての品に必ず細工の包丁が入り美味さを引き立てるのだ。
この小さな仕事が素材の美味さを数倍に引き立てるのよ!!!!!
沁ゆうきの、お造りは必ず食べて頂きたい。

そして、至高のポテトサラダ♪
厳選された卵とジャガイモの美味さが前面に来て、種抜きの胡瓜に甘味ある玉葱。
玉子の白身を5mm角に残す食感は並の飲食店では頂けない逸品!


海の幸じゃがクリーム・コロッケ!
貝柱やら海老やら~ホックホクのジャガイモに絡む味は薄味で実は繊細なお味。
特製卵の濃厚なタルタル・ソースを合わせてなハーモニー♪
あの~クリーム・コロッケの概念を超えました的なお味!


丹波、大しめじの天ぷら。
岩塩かお出汁で頂く超至高の大黒本しめじである。
THEキノコ的、旨味は天ぷらと言う古来の包み込む美味さで頂くのが最良かも知れない。

佐賀牛のステーキ!THE和牛な独特な香りと甘味、焼き加減もまた素晴らしく♪
塩、山葵、フライドなニンニクを乗せて肉本来の旨さをじっくりと味わう幸せ(笑)

この時分にはシャンパーニュも無くなり濃いめのハイボールで小さく糖質OFF活動は続くのだw


締めはご飯もの!いつもの土鍋ご飯でも良かったがメニューに「和チャーハン」の文字...
チャーハンターとして「沁ゆうき」のチャーハンを頂かない訳には当然、行かず(笑)ルン♪
この米は鰹で摂られた出汁を使い炊き上げられたものであり成程、ゆうきさんの和チャーハンとは
こういった意味であったか!
調味料は塩とお醤油だけではなかろうかと推測する何と優しき味の和チャーハン。
具は豪勢に蟹身がたっぷり、ふわふわの卵は最初に解かせて最後に後入れ的なものであり
とっても美味しい(^^)/~~~


テーブル席からカウンター席へと移り少々、酔っぱらった店主との蕎麦談義、器談義が今回も
始まってしまった為、終電を逃してしまったではないか!(笑)
料理は当然、素晴らしきものだが、魅せる器のこれまた美しさを味わえるであろう。
一つ何万円もする器、陶器を惜しげも無く出される店の姿勢は、お客を持て成す気持ちの表れでもある。
余りにも美味しくて楽しくて...この心地の良さは何だろう。
食の話を高次元で話される方との会話はもう止まりませんな~(笑)
年末にまた予約をしてしまった程よん♪
何を頂いても絶対にハズレが無い至高のお味。
メディアには一切、出ないお店だがワタクシが最も愛する和の店でもある(^^)/~~~
【沁ゆうき】
大阪府大阪市北区豊崎5-7-11 アベニュー中津 1F
06-6375-6770
交通手段 地下鉄御堂筋線、中津駅より徒歩2分
営業時間 17:00〜24:00(L.O. 23:00)
定休日 日曜日・祝日の月曜日
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コメント
No title
2015-10-27 23:09 Jack URL 編集
Re: jackさん
あぁ、ミシュランに載っていたようですね~増々、予約が取れないお店と成りそうデス...
ワタクシも人気のお店へは、あまり興味を示さないタイプですけど、
ここの料理は本当に美味しいんですよ♪
機会があれば是非とも(^^)/~~~
2015-10-28 19:00 アッシュ URL 編集