堺名物 熱盛りせいろ蕎麦 ちく満

そば、ちく満、数年ぶりの訪問。
関西の蕎麦好きでココの蕎麦を食されていない方は居ないであろう今や堺の観光地された、
名店と呼んでも良かろうな思いあるお店。
蕎麦のコシや喉越し、食感、香りなどを求めてこの店へ来られた方々の多くは落胆されるであろう、
熱盛り蕎麦は全てを裏切る潔さがあり(笑)
蒸籠に盛られた蕎麦は熱湯に晒され出され時の経過と共に乾燥に寄る
蕎麦同士のくっつきが有り、
本当に食べにくく邪魔くさい蕎麦である(笑)


そば1盛と1.5斤盛。
二人で伺ったのでお椀は二つ、生卵も二つ、練り山葵に刻み葱。

生卵はお椀の中で先に磨いで置き、そば汁を掛けて準備万端♪

通常の蕎麦の食感やコシを求めて来られる方は香り少なき蕎麦に落胆されるであろう蕎麦だが、
しかし二度、三度と通う内に、ようやく美味さを何となく発見できる味でありw
こちらへは初訪問の同行者は正に「うん!?」的、不思議な感覚で頂いていたようで(笑)
その昔、蕎麦に蒸籠が入れられていた訳は蕎麦は蒸しで頂いていた説があり、
その流れを今も継承するのがここ、ちく満であるのだ。


ここの蕎麦に関しての美味さは老若男女、それぞれな感じ方があるが
一番に蕎麦の旨味を感じられるのが蕎麦湯で在ったりもする(笑)
蕎麦の達人は蕎麦湯を飲んだだけで職人の技量を把握出来たりするらしいが、
この日、美味い!と思ったのは正に蕎麦湯である(笑)
より香りを感じられたのは蕎麦の旨味が凝縮された
ものであり蕎麦の奥深さを思い知らされた。
メニューは「ねだんがき」と称されて、せいろそばは1斤&1.5斤だけの潔きものであり、
それ以上は「おかわり」となる。


大釜で大量に茹でられた蕎麦は一度、冷水で締められ再び釜の湯で温められるのだ。
そのまま蒸籠に温水と共に盛られて客間へと運ばれる。
人気の店であるが回転は早く、準備は万端な感じ♪
そうそう、おひとり様で訪問されている方の多い事!
ワタクシは今回で4度目の訪問だが、まだ真の美味さを実感出来ていない(笑)


【ちく満 (ちくま)】
大阪府堺市堺区宿院町西1-1-16
072-232-0093
営業時間:10:30~21:00
定休日:月曜日(祝日の場合営業、翌日休)
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コメント
ここだけの話なのですが・・・
2015-06-29 21:20 JoJo URL 編集
Re: ここだけの話なのですが・・・
何で…ここだけの話しやねんっ!!!!!(笑)
2015-06-30 09:31 アッシュ URL 編集
2015-07-02 18:08 そば記事ハンター URL 編集
そば記事ハンターさん
そば粉を練られ入れられたどろっとしたタイプの蕎麦湯は好みでは無くお客さんの少ない店にはこのタイプの蕎麦湯が多いようにも感じられます。
ちく満のような常に忙しいお店の蕎麦湯は蕎麦の優秀な蛋白質が溶け込む量も多く正に旨味が凝縮されているものだとこの日は感じられましたよ(^^)/~~~
昔ながらの蕎麦屋では初めに他の香りが口の中へ残らないようお茶を出されなく、代わりに最後の蕎麦湯で締めてもらう拘りのお店も在るようです♪
蕎麦は奥が深いです。
2015-07-02 19:34 アッシュ URL 編集
ちなみに蕎麦湯が出てこない蕎麦屋さんには要求しないと出てこないんでしょうか?
ただのズボラ店なんでしょうか?(^_^;)
2015-07-02 21:06 そば記事ハンター URL 編集
Re: そば記事ハンター さん
製麺所の蕎麦のお店にはまず、期待しない方が良いでしょう(笑)
味に拘りを持たれたお店ならば締めに出てくると思いますよ~(^^)
2015-07-03 17:27 アッシュ URL 編集