大阪ノスタルジー路線 南海汐見橋線をゆく

無人駅の木津川駅
南海汐見橋線は、汐見橋と岸里玉出との間を結ぶ総延長4.6kmの路線
1時間に2本しか運行されていない路線で利用客は1日千人未満
大阪市の中心部、浪速区を走る路線だ
以前からこの路線に興味があり一人ぶらぶらと久しぶりの街歩き?である
ちなみに私は鉄道ヲタクでは無い

地下鉄四つ橋線、岸里駅から徒歩10分程で岸里玉出駅に到着
駅構内は整備されていて綺麗な駅だ


北向きの画像
真っ直ぐに進むとなんば駅方面へ
左へ折れる単線が汐見橋線である
平日休日変わらず1時間に2本、乗り遅れれば30分待つ事になる

商業的な儲けを考えていないであろう路線なので乗客数も極端に少ない

岸里玉出→西天下茶屋→津守→木津川→芦原町→汐見橋駅の6駅間の小さな旅だ
途中の津守駅

そして無人駅の木津川駅で途中下車してみる


看板は完全に錆びていてまぁ何ともノスタルジックな駅である
線路上を渡り改札へ向かう昔ながらの駅の佇まいである


次の電車まで30分程時間があるので駅を出て東へ歩いてみた
駅前の道とは思えぬ程に荒れっぱなしである
少し進むと家が見えたので近くに行ってみると
昭和の30年代に建てられたであろう大きなお屋敷だったが
どうやら無人のようだった
すぐ側には生命力あるアサガオが綺麗な花を咲かせていた


駅の西側へも行ってみたが...
駅前にはユンボを積んだままの大型トラックが何故かあり
工場跡地の壁にはお約束のラクガキ

広大な土地の向こうには阪神高速西大阪線が走る

不法投棄されたゴミの山
周りに人の姿は一人として確認出来なかった


無人駅だが電子カードは使えたw
不都合があれば隣の駅から駅員さんがやってくるようだ
缶ビールでも飲んで次の電車を待ちたかったが
自販機すら見当たらなかった

整備されているのか分からない程に草が生える線路


天井のペンキは剥がれ落ち柱を支えるコンクリートは崩れて蜘蛛の糸

しかし、人っ子ひとり居ない駅は静かで秋晴れの日は気持ちが良いものだ


終点の汐見橋駅へ到着
こちらも木造の古い駅だが駅員さんはちゃんと居る


改札の真上には剥がれたままの路線図は昭和30年代の物

チカン防止のポスター
こんなにいっぱい張らんでも...しませんてばっ!w

汐見橋の駅舎も古い佇まいである
大阪市内中心部にこのような路線があるのを知っている方は
最寄駅近くの方々だけであろうか
どう解釈しても赤字の路線であるのは明らかだが...
大阪市内は市バスが発達しているので
この路線を継続するのには何か意図があるのかもしない
廃墟ヲタクの私にはとても楽しく萌えた小さな旅である
さぁ、腹も減ったしランチへ向かうとするかな♪
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コメント
ビックリ(笑)
しかし、写真、上手く撮れていますね〜
私も、頑張ります!
2013-09-30 02:05 JoJo URL 編集
Re: ビックリ(笑)
庶民の街ですよね~私好みのいい店がいっぱいありそうです
久しぶりに古いズーム付きカメラで撮りましたが
まぁまぁイケてましたかね(笑)
2013-09-30 17:14 アッシュ URL 編集
木津川
2014-05-17 17:16 田中 伸 URL 編集
Re: 木津川
情報ありがとうございます。
以前は貨物輸送の拠点だったとか...
木津川駅には確かに貨物側線や貨物ホームらしきものが今も残されていますね。
2014-05-18 08:26 アッシュ URL 編集